日本の伝統的な遊びである投扇興は、江戸時代中期から京都で始まり、現在ではお座敷遊びのひとつとして知られています。
「蝶」と呼ばれる的に向けて扇子を投げ、その落ちた形(扇子と蝶と台)の美しさで点が変わるというなんとも雅なゲームです。
形と点数が載っている一覧表がありますので、それと見比べながら点数を付けていきます。
慣れないとなかなか難しいので、ここでは現代風にアレンジを加え、簡単に誰でも楽しめるようにした投扇興を紹介します。
投扇興の口コミ
イベントなどで行われる場合は、子どもにもわかりやすいように、扇で蝶を倒すことを競うゲームにしている場合が多いです。
輪投げや的当てのようなイメージで、投げるものがうちわだったり、軽量化された扇子だったりと多様化しています。
今の子どもたちは扇子を持つこと自体が珍しいので、その独特の作りや重さ、扱い方がとてもいい経験になります。
投扇興の遊び方
人数 1人~
年齢 5歳~
時間 3分~
- 投扇興セットを用意します。
- 投げる場所は1~2m離れた場所からです。
- 「蝶」という的を狙って扇を投げます。
- 扇は3回投げられます。
- 蝶が倒れたら終了です。
本来の投扇興と比べると、かなり簡単なルールになっています。正直なところ、判定する側も簡単な方が嬉しいので、このくらいのゆるさがちょうどいいかと。
扇を投げるのは立ってでも座ってでも問題ありませんので、会場のスペースや設備に合わせるといいと思います。
扇を初見でうまく飛ばすのは難しいので、余裕がある場合は5回くらいチャンスがあっても◎
投扇興に必要なもの
- 投扇興セット(蝶、蝶を乗せる台、扇)
- 投げる位置を決めるビニールテープ
- 係員 1人~(説明案内、蝶のセッティングや扇の管理等)
投扇興セットは本格的なものだと、なかなかのお値段がしますので、個人的には手作りがおすすめです。
こちらのYouTubeは、作り方が丁寧でわかりやすかったです↓
蝶を乗せる台は牛乳パックだと少し心もとない気がしたので、こちら↓のような角材をホームセンターでカットしてもらえば安く作れると思います。
その他の材料は、100円ショップでも購入できそうなので参考までに。
参考サイト
投扇興の銘定表↓
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