モルックとは、フィンランドのカレリア地方の伝統的な「kyykkä」というゲームを元に、Tuoterengas社(フィンランド)によって1996年に開発されたスポーツです。
日本では日本大会が2014年から開かれるようになったことで徐々に認知度が上がって来ました。
老若男女が楽しめるものとして考えられたアウトドアスポーツなので、ルールは簡単です。
ボーリングとカーリングとビリヤードの要素が混じったようなゲームと考えるとイメージしやすいと思います。
足の速さや体格なども関係なく楽しめるので、初めての子どもでもきっと楽しんでもらえます。
モルックの口コミ
2チームに分かれて50点を目指し棒を倒して、合計点を競います。
決められた位置から、モルックという投げる用の木の棒を投げます。
番号のついたスキットルという、ボーリングでいうピンのような木の棒に当てます。
投げ方は下から投げる方法だけなので、野球やバスケットボールの投球能力とはまた違った技術が必要になってきます。
球技が苦手な子にも比較的優しいスポーツです。
モルックの遊び方
人数 2人~
年齢 6歳~
時間 5分~
- スキットルを所定の位置にセットします。
- 投げる位置は3~4m離します。(国内大会は3.5m)
- 順番にモルックを投げていきます。
- スキットルを1本だけ倒せたら、スキットルに書いてある番号が得点になります。(これがなかなか難しい!)
- 複数のスキットルを倒した場合は、その倒れた本数が得点になります。(番号は関係なくなります)
- 完全に倒れたスキットルだけ得点にあります。(重なって倒れて地面に付いてないスキットルは数にいれない、一回転して立ったものも同様)
- 3連続スキットルを倒せなければ失格になります。
- 得点を計算し、スキットルを倒れた地点で再び立てます。
- モルックを拾って相手に渡し、交代します。
- 合計点が50点になるようにスキットルを倒していきます。(50点を超えてしまうと25点からやり直しになります)
- 先に50点ぴったりになった人が勝ちです。
低年齢の子には、投げる位置を少し前にすると楽しめます。足し算ができない年齢でも保護者が付き添えばゲームに参加できます。
コートの広さは6m×10mが理想ですが、あまり広さが確保できない場合は5x8mくらいあれば大丈夫です。
モルックに必要なもの
- モルック
- モルックができる広さ
- 投げる位置を決めるビニールテープ
- スコア票(下記の日本モルック協会のサイトからダウンロードできます)
- 筆記用具
- 係員 1人~(ルール説明や得点計算など)
普段DIYをしている人がモルックを手作りすると、材料費2000円くらいでできます。
工具などがない場合は、ホームセンターで借りれば安くできますが、スキットルが12本と多いので、カットしてヤスリをかけて番号をふって…考えると一日がかりで少し大変かもしれません。
正規品&専用の袋があるのは、持ち運びしやすいので嬉しい↓
小さな子どもも使えるミニサイズはこちら↓
木製なので念のため、ヤスリがあった方が安心です↓
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